どんなに自動翻訳が進化しても、
100パーセント正しい情報は届けることは困難といわれています。
Global Voice Announcerは、
命が関わる現場で日本語を理解できない外国人や聴覚障がい者に対して、
正しい情報を音響通信を活用して文字化し、
スマートフォンなどに情報伝達ができる情報提供補助システムです。
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災害時等において、通訳や言語が分かる方がいない場合でも、日本語のアナウンスを流すだけで多言語の文字情報をスマートフォン等に表示することができます。
※情報を取得するには受信用アプリケーションのインストールが必要です
音響通信で情報を伝えるため、電波障害等で通話できない・インターネットに接続できない環境でも、広いエリアで正しく情報提供ができます。
伝えたい日本語のテキストと言語を選んでボタンを押すだけ。
可搬型スピーカーなので、持ち運びもしやすく場所を選びません。
緊急時の持ち出しに
屋外でのイベントに
施設内の案内に
SoundUDは、アナウンス音声にトリガー音を組み込み放送することで、事前に登録した多言語情報をユーザー端末上に表示させるヤマハ株式会社の特許技術です。
音を用いて情報伝達するため、インターネットやWi-Fi環境は不要。緊急時にも力を発揮します。
120万円(税別)
・ SoundUD管理アプリケーション
・ 多言語テンプレート集(日英中韓)
・ オリジナル文章翻訳、登録(20文章)
・ ハイパワー可搬型スピーカー(電池駆動可)
・ タブレット端末
・ 説明書
3万円〜(税別)
・ SoundUDアプリケーション使用料
※月額利用料は設置場所の数によって変動します。
利用用途に応じてSDカードなども使用できます
東京オリンピック・パラリンピック競技大会では、多数の外国人や聴覚障がい者等が開催会場に来場することが見込まれます。
災害発生時において、開催会場では、外国人等に対して、日本語の音声案内だけでは災害情報等を円滑に伝達できないため、ICTの利活用により、多言語化・文字化して提供することで、円滑な避難誘導の実現に資するモデル検証を行っています。
言語や聴力への不安がない社会づくりを実現することを目的に、
2017年10月に設立された当社を事務局とするコンソーシアムです。
現在では、自治体、交通機関、商業施設、エンターテインメント、競技場、放送など、
業界を超えた約300もの組織が参加し、
「SoundUD」を活用した製品・サービスの開発・普及に協力して取り組んでいます。
SoundUD推進コンソーシアム事務局長
ヤマハ株式会社クラウドビジネス推進部 SoundUDグループ グループリーダー
訪日外国人の増加に伴い、近年、国内外で自動翻訳のさまざまな技術が進んでいるが、公共施設や商業施設などのアナウンスや観光地におけるガイダンスなどの音声情報の多言語化は「正確性」という意味で多くの課題があります。
本システムでは対応言語数に制限はなく、正しい翻訳が可能であること、さらに音で情報通信を行うためインターネットなどが不要で圏外・機内モードでもアプリが使用できることが特徴です。可搬型スピーカー以外でも既存のスピーカーを活用することも可能なので、導入コストを抑えながら多言語情報提供が可能になります。
是非本システムを活用し、外国人が日本を訪れた時に平時、有事を問わず私たち日本人と同様の情報を平等に提供できる環境構築を整えていただけることを願っております。